2019/2/18 Cordoba
朝7時ごろに起き、シャワーを浴びて8時ごろに宿を出てバス停へ向かった。
今日はCibelesからAtocha駅へ移動しそこから電車でコルドバに向かう。
ホテル前でタクシーを拾って駅へ向かった。運転手の奥さんは中国人で日本語も少しわかるのだとか。「ありがとう、さようなら」と言われた。
Atocha駅はめっちゃでかかった。というか、ヨーロッパの駅っ
てどれもめちゃでかくてびびる。駅の中に庭みたいな感じで木とか生えてる。電車に乗るのにも荷物検査があり、まるで空港みたいだった。
電車というか新幹線みたいな感じで、座席も指定されてたから快適だった。電車内で昨日の(今これを書いてるのが2/19なので正確には一昨日)日記を書きながら過ごした。
コルドバの駅に着いて少し歩くと、なんかミカンの木がところどころに生えてて謎だった。コルドバはミカンも有名らしい。ジュースとか飲みたい。
歩いていくとだんだん旧市街に入っていき、それっぽい街並みになってきた。イスラミックな感じでとてもいい感じ。迷ったら終了しそう。
宿について荷物を置いたが、この宿がめっちゃいい。後
でわかったが、メスキータから徒歩1,2分という超好立地にも関わらず、5人で泊まって一人一泊1500円。安すぎて逆に怖い。こんな宿を見つけてきた大場先生は最強。
宿が通りに面しており、部屋の窓を開けると道の人と目があう。
ベッドはダブルが3つ、ソファベッドが1つ。争奪じゃんけんが始まろうとしていた。
そこで大場が何気なく「窓から道の人に声かけて友達になったやつは一番でかいベッド独占しよう」とか言ってると、ゆうたか窓から顔を出して日本人を探し始めた。
まあでも声かけたりとかはしないよね~とか思っていたが、ずっと窓から顔を出している。
おいおいこいつまじかよとか思っていると、ゆうたが「こんにちは!日本の方ですか?」と言い出した。
え?うそでしょ?まじで声かけたの?と動揺したが、そのままゆうたはたまたま通りかかった日本人とスペイン人の夫婦(なおさんとホセさん)と仲良くなってその夫婦を部屋に招待した。
立地の良さや部屋のデザインに関心する二人を横目に、ちょっと引いてる大場。まあわからんでもない。
しかし、その夫婦のお二人、怖いぐらいに優しい人たちで、コルドバのおいしいお店や見るべき場所、次に行くグラナダのおすすめなどをとても丁寧に教えてくれた。
明日の(今日の)晩ごはんのお店の予約の電話までしてくれた。親切すぎて衝撃。
最初はほんとに部屋に来てしまったと驚いていたが、あまりに親切だし、ホセさんが日本大好きだし、めちゃめちゃいい人に声をかけられてラッキーだな、という気持ちになっていた。
ゆうたがコミュ力モンスターだったおかげで、コルドバのご飯の心配はなくなった。
お二人が帰った後はおすすめされたBodegas Mezquitaという店に行った。
トマトとにんにく、オリーブオイルで作られたサルモレホ(salmorejo)というのがおいしかった。
ホセさんにおすすめされたフラメンキン(flamenquin)という豚肉を揚げたやつも、もうおいしくて卒倒しそうになった(あまりにおいしそうだったので写真撮り忘れた)。
コルドバの中心ともいえるメスキータへ向かった。
イスラム的空間に突然キリスト教のカテドラルの空間が現れるのは衝撃的だった。
飲み込まれることもなく、とても美しく融合している。
教会はやっぱいいな~と思いつつ、モスクの空間もあるとまた違って良かった。
ミナレットに上ると、コルドバの街並みが一望できた。あまり高い建物がなくていい感じだった。
そして夜はなんと、なおさん、ホセさんと一緒にご飯を食べることになった。
地元の人に人気の店に連れて行ってもらい、またフラメンキンを食べた。無限に食べられる。
ホセさんは日本の文化がすごく好きなようで、マリオとかゼルダとか、サッカー日本代表とかめっちゃ知ってた。自分たちより知っていることもあり、本当に好きなんだなという感じだった。
この日はなおさんとホセさんのおかげでめちゃくちゃおいしいご飯を食べ、メスキータを堪能し非常に満足した。フラメンキンうますぎ。