The Other Table

かんがえたこと

二度寝が止まらない

今日も二度寝した。11時目黒で予定があって、10時に起きたんだけど、その予定が急になくなった。だから二度寝した。そして1時に起きて3限に1時間遅刻した。

その後8時までバイト。一日終わった。なんてこった。

夜9時半とかに家に帰ったんだけど、だらだらしてたらこんな時間。なんだろうなー、やることはあるんだけど、いくつかやることがあってどれも微妙にめんどくさい。

やっぱ予定を決めてこの時間はこれをやる!みたいにしたほうがいいね…。

 

 

閑話休題。バイト代が低いとか無給インターンの話。

建築関係ではよくある話。自分は安いところとか無給のところがあってもいいと思う。それでも行きたいという学生がいて、行って何かを得られるならいいと思う。大学なんてお金払って勉強させてもらうわけだし、訓練してもらえると考えればむしろお金をもらえるのはすごい。

でもまあ現状だいたいのバイトやインターンはそんなに得るものがないんだろう。そして労働に対して対価が釣り合ってないと思われるのが問題だろう。めっちゃ勉強になる無給インターンなら絶対叩かれないと思う。

 

身もふたもないかもしれないけど、学生が仕事を選んでやれば済む話だと思う。時給低すぎ~って思うならやめろと思う。自分は3,4つ建築系のバイトをしてきたが、不満に思うことはなかった。まあ無給で働いたことはないんだけどね。

 

時給が300円だったことはある。あるアトリエだが自分はその人が好きだったし、仲良かった(?)し、経験としてよかったと思う。無給でもやったと思うので、むしろお小遣いもらえてラッキーみたいな感じだった。何回かご飯もおごってもらったし。

残りはすべて時給1000円。普通のバイトって時給1000円だから、自分のスキル提供と勉強させてもらう分でプラマイゼロで普通の時給、と思って働いてる。どのバイトもむしろお得だと思う。勉強の機会を提供しようとしてくれる姿勢が見えてとてもありがたい。運が良かった。

 

無給であまり勉強にもならないバイトやインターンに学生が行かなければそういう仕事は減っていくと思うんだけど、なぜだろう。アトリエとかで給料と学びが労働に釣り合うところが少なくて見つけるのが大変だから問題になっているのだろうか。やめれば?としか思わないから騒がれるのがいまいちピンとこない。誰か教えてほしい。

卒制はもう人間関係じゃない?って感じ。もちろん学びもあるだろうけど。嫌ならやめたらいい。多分手伝わなくても自分の時に大きく困ることはないと思う。

 

しかし、教育機会の問題は少しあると思う。AさんとTさんとかが以前twitterで議論していた気がする。無給のオープンデスクは金銭的に余裕がある学生しか参加できないだろ、みたいな。確かにすごい勉強になるブラック無給オープンデスクとかがあったら、余裕がある学生の方が多く集まるだろう。自分も行かないだろうし。

大学での学びは学費免除とかあるけど、インターンとかオープンデスクは違う。君はお金に困りそうだから給料出すよ、とはいかない。

だからと言って無給インターンがダメだ!やめろ!となるとそのアトリエは募集をやめるだけ。参加できる学生も参加できなくなってしまう。だからとりあえず禁止とかにするのは足の引っ張り合いじゃないかと思う。

 

…結局業界にお金がないのかなという気持ちになった。というか、学問は完全に平等で開かれたものではないよねって思う。大昔は暇な人(奴隷でない人)が勉強してたんでしょ?特に建築って資本が大事だし、理解にリテラシーが結構必要だと思う。それってクローズドだよね。ジレンマなんだろうけど。

パソコンも卒制も金がかかるし、レーザーないと作るのめっちゃ大変な模型もあるだろうし、それによって設計も変わるだろうし。

 

以下愚痴です。愚痴だけど登場人物は友達先輩先生などで好きな人です。

以前にある人に「好きな建築は?」って聞かれた。いや何度か聞かれたことはあるけど。困る質問だ。その時は「特にないんですよね~」と答えた。すると大抵の場合「それはまだまだ建築見れてないよ~もっと見たほうがいいよ~」的なことを言われる。そしてその質問に対しAさんが「落水荘」と答えた。

行く金ねーよ!!!見たほうがいいよじゃねえよ!!!と思った。いや日本でもいろいろあるし言い訳ではあるが、それでも落水荘は無理だろってなった。

でももろもろすべてただのルサンチマンみたいなものだなあと感じる。悲しみ。

 

卒業旅行でスペインに行ったので今は好きな建築を聞かれたらサグラダファミリアと答えるようにしている。あれはすごい。感動した。建てたい。

しかし建築で生きるのは厳しい。難しい。精進。